Tokyo 2020(東京五輪)の日本代表選考会を兼ねる日本選手権水泳競技大会・競泳競技「ジャパンスイム」が、4月7日に競技5日目を迎える。決勝種目は、男子100m・800m自由形、女子200mバタフライ、男子200m平泳ぎを実施。4日目の放送予定、注目選手を紹介する。
■競技5日目(4月7日)の放送予定
ジャパンスイム2021の予選(午前実施種目)は日本水泳連盟(JASF)公式のYouTubeチャンネルでライブ配信、決勝(午後実施種目、準決勝含む)はNHK(総合・BS8K・プラス)で生放送される。※種目右の時刻は開始の目安。
第97回 日本選手権競泳競技 競技日程案(日本水泳連盟公式)
4月7日(水)競技5日目
午前の部
- 女子100m自由形予選 10:00
- 男子200m背泳ぎ予選
- 女子200m平泳ぎ予選 10:28
- 男子200m個人メドレー予選
予選終了 11:02
【放送予定】
午後の部
- 男子100m自由形決勝 17:05
- 女子200mバタフライ決勝
- 男子200m平泳ぎ決勝
- 男子800m自由形決勝
- 女子100m自由形準決勝 17:58
- 男子200m背泳ぎ準決勝
- 女子200m平泳ぎ準決勝
- 男子200m個人メドレー準決勝
終了予定 18:50
【放送予定】
競泳 日本選手権 ~東京2020オリンピック代表決定戦~(NHK特設サイト)
地上波:NHK総合 17:00-19:00 (17:59以降サブchに移行)
BS/CS:NHK BS8K 17:00-19:00
ネット:NHK+ 17:00-19:00
■競技5日目(4月7日)の注目選手
東京五輪の会場となる東京アクアティクスセンター(東京都江東区)で開催されるジャパンスイム。競技5日目に実施される決勝種目は、男子100m・800m自由形、女子200mバタフライ、男子200m平泳ぎとなっている。
男子200m平泳ぎ決勝は武良竜也(BWS)、渡辺一平(TOYOTA)、佐藤翔馬(東京SC/慶應義塾大学)の3選手による東京五輪代表内定争いとなるか。準決勝では武良が2分8秒08、渡辺が2分8秒14をマークし、派遣標準記録(2分8秒28)を上回った。佐藤は100mで優勝するも、代表内定はならず。200mでの内定を目指す。
中村克(イトマン東進)が男子100m自由形決勝に登場。準決勝を全体トップタイムで通過した。200mを日本新記録で制した松元克央(セントラルスポーツ)は今大会2冠を狙う。
■東京五輪の日本代表内定条件
2021年のジャパンスイムは競泳の国内選手権という以上に、東京五輪の日本代表選考会としての側面が注目される。東京五輪の日本代表に内定される条件は「派遣標準記録を突破」と「決勝で2位以上」の成績を残すこと。ただし、男子200m個人メドレーと男子400m個人メドレーの2種目は、すでに瀬戸大也が内定しているため、派遣標準記録を突破した最上位選手のみが内定となる。
派遣標準記録は、陸上競技の参加標準記録などとは異なり、日本水泳連盟が独自に設定。世界水泳2019光州の各種目決勝進出に必要とされた記録を参考に、東京五輪で決勝進出が期待できる選手を選出するために設けられている。