Tokyo 2020(東京五輪)の日本代表選考会を兼ねる日本選手権水泳競技大会・競泳競技「ジャパンスイム」が4月3日に開幕。競技1日目は男子400m個人メドレー、男子400m自由形、女子400m個人メドレーの決勝が行われる。ここでは1日目の放送予定、注目選手を紹介する。
■競技1日目(4月3日)の放送予定
ジャパンスイム2021の予選(午前実施種目)は日本水泳連盟(JASF)公式のYouTubeチャンネルでライブ配信、決勝(午後実施種目、準決勝含む)はNHK(総合・BS8K・プラス)で生放送される。※種目右の時刻は開始の目安。
第97回 日本選手権競泳競技 競技日程案(日本水泳連盟公式)
4月3日(土)競技1日目
午前の部
- 男子400m個人メドレー予選 10:00
- 女子100mバタフライ予選
- 男子400m自由形予選
- 女子400m個人メドレー予選 10:54
- 男子100m平泳ぎ予選
予選終了 11:26
【放送予定】
午後の部
- 男子400m個人メドレー決勝 17:15
- 男子400m自由形決勝
- 女子400m個人メドレー決勝
- 女子100mバタフライ準決勝 18:03
- 男子100m平泳ぎ準決勝
終了予定 18:27
【放送予定】
競泳 日本選手権 ~東京2020オリンピック代表決定戦~(NHK特設サイト)
地上波:NHK総合 17:00-18:35
BS/CS:NHK BS8K 16:50-18:45
ネット:NHK+ 17:00-18:35
■競技1日目(4月3日)の注目選手
東京五輪の会場となる東京アクアティクスセンター(東京都江東区)で開催されるジャパンスイム。競技1日目に決勝まで行われる種目は、男子400m個人メドレー、男子400m自由形、女子400m個人メドレーとなっている。
男子400m個人メドレーは、同種目でリオデジャネイロ五輪金メダルの萩野公介(ブリヂストン)が出場を見合わせ。同種目では、すでに瀬戸大也(TEAM DAIYA)が東京五輪出場を内定させているため、最後の1枠に滑り込める選手は現れるか。
男子400m自由形には、リオデジャネイロ五輪の男子800mリレー銅メダルの江原騎士(SWANS/フィッツ竜王)が出場。内定条件を満たせるか注目だ。女子400m個人メドレーには、世界水泳2019光州の同種目銅メダルの大橋悠依(イトマン東進)が出場する。
■東京五輪の日本代表内定条件
2021年のジャパンスイムは競泳の国内選手権という以上に、東京五輪の日本代表選考会としての側面が注目される。東京五輪の日本代表に内定される条件は「派遣標準記録を突破」と「決勝で2位以上」の成績を残すこと。ただし、男子200m個人メドレーと男子400m個人メドレーの2種目は、すでに瀬戸大也が内定しているため、派遣標準記録を突破した最上位選手のみが内定となる。
派遣標準記録は、陸上競技の参加標準記録などとは異なり、日本水泳連盟が独自に設定。世界水泳2019光州の各種目決勝進出に必要とされた記録を参考に、東京五輪で決勝進出が期待できる選手を選出するために設けられている。