Tokyo2020(東京五輪)日本代表第2次選考会を兼ねる体操天皇杯・第75回全日本体操個人総合選手権が4月15日から18日にかけて、高崎アリーナ(群馬県高崎市)で開催される。萱和磨(セントラルスポーツ)、白井健三(日本体育大学教員)、村上茉愛(日体クラブ)、畠田瞳(セントラルスポーツ)らが出場。ここでは日程・放送予定を紹介する。
■競技日程・放送予定
4月15日 女子予選
4月16日 男子予選、男子種目別トライアウト
4月17日 女子決勝
4月18日 男子決勝
■全日本体操個人総合選手権について
今回の体操天皇杯・第75回全日本体操個人総合選手権は東京五輪日本代表第2次選考会のほか、「第75回全日本体操種目別選手権男子トライアウト」、「第50回世界体操競技選手権大会日本代表第2次選考会」、「第9回アジア選手権大会日本代表決定競技会」も兼ねて行われる。
男子は今大会の予選・決勝の合計得点上位30名と、その30名を除いて予選と種目別トライアウトの各種目上位6名が東京五輪団体枠代表を選考する最後の大会、「第60回NHK杯体操」への出場資格を獲得。女子は予選・決勝の合計得点上位24名+出場条件を満たした選手各種目最大4名が出場資格を得る。出場条件は「全日本個人総合予選で24位以内に入らなかった選手が、世界選手権派遣標準得点(跳馬:14.733、段違い平行棒:14.733、平均台:14.000、ゆか:13.966)に達した場合」となっている。
■注目選手
萱和磨(セントラルスポーツ)
1996年11月19日生まれ。2019年の第49回世界体操競技選手権に日本代表として出場。男子団体銅メダルに貢献したほか、個人総合6位、種目別のあん馬5位、平行棒3位の結果を残した。昨年12月の全日本体操個人総合選手権は金メダルを獲得し、今大会で連覇を狙う。
白井健三(日本体育大学教員)
1996年8月24日生まれ。リオデジャネイロ五輪の男子団体金メダリスト。男子種目別跳馬でも銅メダルを獲得した。負傷の影響もあり、2019年の第49回世界体操競技選手権では日本代表メンバーから落選。2020年12月の全日本体操個人総合選手権は18位に終わり、今大会で復活を期す。
村上茉愛(日体クラブ)
1996年8月5日生まれ。リオデジャネイロ五輪では女子団体の4位入賞に貢献。2017年の世界選手権では種目別ゆかで金メダルを獲得した。全日本体操個人総合選手権では2016年から3連覇を達成。2019年は優勝を逃したものの、2020年では再び王座に返り咲いた。
畠田瞳(セントラルスポーツ)
2000年9月1日生まれ。2018年、2019年世界体操選手権の日本代表。全日本体操個人総合選手権では2019年に3位、2020年に2位の成績を残した。全日本種目別選手権では2019年に段違い平行棒で優勝、2020年にゆかで優勝を飾った。