日本バスケットボール協会(JBA)は1月8日、3×3バスケットボール女子日本代表強化合宿に参加するメンバーを発表。同代表はTokyo 2020(東京五輪)出場権獲得を目指し、3月にインドで行われるFIBA(国際バスケットボール連盟)オリンピック選考会(OQT)に出場する。
JBAは1月15日から17日まで、東京都北区・味の素ナショナルトレーニングセンターにて2019年度第6次強化合宿を実施する。参加メンバーは以下の通り。なお会場施設の都合上、一般の方の合宿見学はできない。
【選手】
- 伊集 南(G/168センチ/デンソー アイリス)
- 篠崎 澪(G/167センチ/富士通レッドウェーブ)
- 内野 智香英(G/177センチ/富士通レッドウェーブ)
- 三好南穂(G/167センチ/トヨタ自動車アンテロープス)
- 田中 真美子(C/180センチ/富士通レッドウェーブ)
- 西岡里紗(C/186センチ/三菱電機コアラーズ)
- 永田萌絵(F/173センチ/東京医療保健大学4年)
- 馬瓜ステファニー(F/181センチ/トヨタ自動車アンテロープス)
- 山本麻衣(G/165センチ/トヨタ自動車アンテロープス)
※ポジション:G=ガード、F=フォワード、C=センター
【スタッフ】
- ディレクターコーチ:ロイブル トーステン(JBA)
- アソシエイトヘッドコーチ:長谷川 誠(株式会社秋田ノーザンハピネッツ)
- アソシエイトコーチ:大神雄子(トヨタ自動車アンテロープス)
- アスレチックトレーナー:岡本香織(JBA)
- アスレチックトレーナー:村木亮子(JIN整形外科スポーツクリニック)
- マネージャー:生方 江梨奈(富士通レッドウェーブ)
- 通訳:本永昌生(JBA)
東京五輪に出場できるチームは男女とも8チーム。残り4枠のうち3枠が、OQTで決定される。OQTはインドにて、3月18日から22日にかけて開催。20チームが出場し、上位3チームが東京五輪出場権を獲得する。男子日本代表は、開催国枠で出場権を得ている。
2020年FIBAオリンピック選考会(OQT)
期間:2020年3月18日(水)~22日(日)
開催国:インド
出場チーム数:男女各20チーム(上位3チームがオリンピック出場権獲得)
<男子>
- プールA:モンゴル、ポーランド、ブラジル、トルコ、スペイン
- プールB:アメリカ、リトアニア、ベルギー、韓国、ニュージーランド
- プールC:スロベニア、フランス、カタール、フィリピン、ドミニカ共和国
- プールD:オランダ、ラトビア、カナダ、クロアチア、インド
<女子>
- プールA:フランス、アメリカ、ドイツ、ウルグアイ、インドネシア
- プールB:イラン、日本、ウクライナ、トルクメニスタン、オーストラリア
- プールC:オランダ、エストニア、ベラルーシ、ハンガリー、スリランカ
- プールD:イタリア、チャイニーズ・タイペイ(台湾)、チェコ、スイス、インド
最後の1枠は2020年FIBAユニバーサリティ方式オリンピック選考会(UOQT)にて決定される。日本女子代表は、OQTで出場枠を獲得できなかった場合、UOQTに出場する。
2020年FIBAユニバーサリティ方式オリンピック選考会(UOQT)
期間:2020年4月24日(金)~26日(日)
開催国:ハンガリー
出場チーム数:男女各6チーム(最上位1チームがオリンピック出場権獲得)
<男子>
- 優先出場権獲得チーム:ハンガリー、モンゴル、スロベニア、オランダ、ラトビア、ポーランド
- 待機チーム:ベルギー、ウクライナ、ルーマニア
<女子>
- 優先出場権獲得チーム:ハンガリー、日本、イラン、オランダ、イタリア、台湾
- 待機チーム:エストニア、ドイツ、ウクライナ
※優先出場権獲得チームがOQTで出場権を獲得した場合、待機リストからFIBAランキングに従い繰り上げ出場する。
東京五輪「3×3バスケットボール」出場権獲得チーム
<男子>
- 日本(開催国)
- セルビア
- ロシア
- 中国
<女子>
- ロシア
- 中国
- モンゴル
- ルーマニア