世界バドミントン連盟(BWF)は5月1日、8月に開催予定だった2021年世界選手権(スペイン)を、11月29日から12月5日に延期することを発表した。BWFは延期の理由について、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大によりTokyo2020(東京五輪)が1年延期になった影響としている。
2021年の世界選手権は従来、8月にスペイン・ウエルバで開催予定だったが、東京オリンピックが新型コロナウイルスの影響により1年延期となったことで、11月29日から12月5日に変更となった。BWFのポール・エリック・ホイアー会長は、「日程変更となった世界選手権が成功すると信じている。今回の日程変更により、オリンピックと世界選手権の両方が、公平性を持って実施することができる」とコメントした。2021年のBWFトーナメントの残りはまだ確定していない。
バドミントン世界選手権は夏季オリンピック開催年を除き、毎年開催されている。2021年はオリンピックと世界選手権が両方開催されることとなる。なおBWFは、オリンピック、パラリンピック、世界選手権の予選について、今後発表する予定としている。