ラグビーワールドカップ・プールA、スコットランド対ロシアが10月9日に行なわれる。日本と同組の両国の一戦は、日本のベスト8進出に関わる重要なゲーム。ここではスコットランドvsロシアの放送予定、ならびに両国代表チームについて紹介する。
試合結果
(更新予定)
スコットランドvsロシア放送予定
10月9日(水)16:15キックオフ(試合開始)
<地上波>
- 日テレ:15:50~(LIVE)
<BS放送>
- J Sports2:15:55~18:25(LIVE)
<ネット配信>
- Hulu:(LIVE)
- TVer:16:00~(LIVE)
- J Sportsオンデマンド:19:25配信開始(録画)
スコットランド代表について
1871年にイングランドとラグビー史上初の国際試合を行い、勝利したチーム。世界ランキングは9位(日本は8位)。前回のワールドカップで日本が唯一敗れた相手である。スクラムやラインアウトといった正確なセットプレーを軸に攻撃陣のフィジカルを生かしたラグビーが特徴だ。近年は、バックス陣が大きくボールを動かす戦術も使用している。
日本とは10月13日(日)に対戦する。
過去のワールドカップ成績
スコットランドはワールドカップには第1回大会から出場している。最高成績は1991年の4位。2011年こそ決勝トーナメント進出を逃したが、ここまで安定した成績を残している。前回大会は南アフリカ、日本、サモア、アメリカと同居したプールBを3勝1敗の2位で突破した。誤審騒動のあった準々決勝オーストラリア戦で35-34という僅差で敗れ、惜しくもベスト8で敗退となっている。
- 1987年:ベスト8
- 1991年:4位
- 1995年:ベスト8
- 1999年:ベスト8
- 2003年:ベスト8
- 2007年:ベスト8
- 2011年:プール戦敗退
- 2015年:ベスト8
スコットランドと日本との対戦成績
日本はスコットランドと通算11回対戦しており、日本の1勝10敗。ワールドカップでは3戦しており、3回とも日本が敗戦している。前回のワールドカップでも対戦し、スコアは10-45だった。直近では2016年に2度対戦し、その時は13-26、16-21でいずれも日本が敗れている。日本の唯一の勝利は1989年だ。
スコットランドの注目選手
ジョン・バークレー
1986年9月24日生まれで33歳で、ポジションはフランカー。190cm、106kgという恵まれたフィジカルを生かし、攻守においてボールに積極的に絡んでいく。今大会が始まる前までに通算74キャップを記録し、スコットランド代表ではキャプテンを務めている。
ロシア代表について
欧州予選ではW杯出場圏外の3位だったが、首位のルーマニアと2位・スペインが無資格の選手を出場させたため、繰り上がりでW杯出場を掴み取った。スタンドオフのガイシンやクシュナレフの正確無比なキックを軸に攻撃を組み立てるラグビーが特徴。
9月20日に行われた日本戦では30-10で敗北した。
過去のワールドカップ成績
2011年のワールドカップが初めての出場となる。その2011年はアイルランド、オーストラリア、イタリア、アメリカと同組になり0勝4敗でプール戦を敗退した。他の大会では予選敗退をしていて本戦には出場できていない。今大会では、ワールドカップでの初勝利を目指す。
- 1987年:不参加
- 1991年:予選敗退
- 1995年:予選敗退
- 1999年:予選敗退
- 2003年:予選敗退
- 2007年:予選敗退
- 2011年:プール戦敗退
- 2015年:予選敗退
注目選手
ラミーリ・ガイシン
1991年7月26日生まれ、174cm、77kg。ポジションはフライハーフ。屈強なフィジカルと正確なキックを武器に通算で140得点以上決めている点取り屋だ。ここまで3連敗を喫したチームに勝利を届ける活躍を格上相手に見せることができるか。
日本が決勝トーナメントに進むためには?
日本は10月13日に行われるスコットランド戦で引き分け以上の結果を出せば、1次ステージ突破が決まる。
また、スコットランド vs. ロシア戦(10月9日)、アイルランド vs. サモア戦(10月12日)でスコットランドが負けるか引き分け、もしくはアイルランドが敗れれば日本の決勝トーナメント進出が決定する。日本がプールAを突破する詳しい条件はこちら。