1月12日、ジャパネット杯春の高校バレー「第72回全日本バレーボール高等学校選手権大会」男女決勝が、東京都・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる。男子は東山(京都府)対駿台学園(東京都)、女子は東九州龍谷(大分県)対古川学園(宮城県)となった決勝戦の放送予定を紹介する。
第72回全日本バレーボール高等学校選手権大会決勝:日程&放送予定
男子:東山(京都府)vs駿台学園(東京都)
■日程
- 1月12日(日)11:30試合開始(武蔵野の森総合スポーツプラザ/東京都)
■放送予定
<地上波>
- フジテレビ:13:30~14:55
<ネット>
女子:東九州龍谷(大分県)vs古川学園(宮城県)
■日程
- 1月12日(日)13:45試合開始(武蔵野の森総合スポーツプラザ/東京都)
■放送予定
<地上波>
- フジテレビ:16:00~18:55
<ネット>
第72回全日本バレーボール高等学校選手権大会決勝進出チーム
男子
東山高校(京都府)
6年ぶり12回目の大会出場。前回大会優勝の洛南高校と地区大会決勝で対戦。ストレートで勝利し、今大会出場を決めた。今大会では、エース・高橋藍主将(3年)など力のあるアタッカーをそろえ、1回戦から1セットも落とすことなく決勝に進出している。
駿台学園高校(東京都)
10年連続12回目の大会出場。ユース日本代表のセンター伊藤吏玖(3年)を中心に、高い総合力で2017年大会以来3大会ぶりの優勝を狙う。
女子
東九州龍谷高校(大分県)
20年連続35回目の大会出場。第61回大会から64回大会まで4連覇を果たすなど、高校女子バレーの名門校として知られる。前回、前々回大会と、いずれも決勝で金蘭会高校(大阪)に敗れ、準優勝に終わった。今大会は準決勝でその金蘭会を撃破し、決勝に進出。U-20日本代表に選出された主将・荒木彩花を中心に、8大会ぶりの優勝に大手をかけた。
古川学園高校(宮城県)
15年連続40回目の大会出場。旧名称の古川商業時代を含め、春高バレー4度の優勝を誇る強豪校。キューバからの留学生バルデス・メリーサが攻撃を牽引する。準優勝だった63回大会以来9年ぶりの決勝進出となる。
準決勝結果
【男子】
- 第1試合:〇東山(京都)3-0(25-19、28-26、25-14)×松本国際(長野)
- 第2試合:〇駿台学園(東京第2)3-1(25-22、19-25、25-23、25-17)×清風高校(大阪第1)
【女子】
- 第1試合:〇東九州龍谷(大分)3-2(25-17、23-25、17-25、25-21、15-8)×金蘭会(大阪第1)
- 第2試合:〇古川学園(宮城)3-2(20-25、25-14、25-17、21-25、15-12)×共栄学園(東京第3)
女子は東九州龍谷と古川学園が決勝進出、男子は東山と駿台学園
全日本バレーボール高等学校選手権大会
通称「春高バレー」。1948年に第1回大会が行われた。かつては7月下旬~8月上旬の開催だったが、高校バレーボール競技システム見直しにより、2011年(第63回)から1月開催となった。出場校は、地区予選を勝ち抜いた男女各52校となっている。
同大会には柳田将洋・石川祐希・栗原恵・木村沙織・古賀紗理那・黒後愛といった多くの歴代日本代表も出場しており、未来の日本代表を輩出している大会としても注目される。
2019年大会では、男子は洛南高校(京都)、女子は金蘭会高校(大阪)が優勝した。
主な日本代表選手の春高バレーでの成績(2010年までは全国高等学校バレーボール選抜優勝大会)
【男子】
柳田将洋:東洋高校(東京都)
- 2009年(1年):ベスト8
- 2010年(2年):優勝
- 2011年(3年):ベスト4
石川祐希:星城高校(愛知県)
- 2012年(1年):ベスト16
- 2013年(2年):優勝
- 2014年(3年):優勝
【女子】
古賀紗理那:熊本信愛女学院高校(熊本県)
- 2013年(1年):ベスト32
- 2014年(2年):ベスト4
- 2015年(3年):ベスト16
黒後愛:下北沢成徳高校(東京都)
- 2015年(1年):ベスト8
- 2016年(2年):優勝
- 2017年(3年):優勝