【陸上】北海道マラソンが2021年大会の休止を正式表明…東京五輪との兼ね合いなどが理由

札幌で行われている北海道マラソンは、2021年大会も実施が見送られることとなった。2020年大会に続き2年連続での大会休止となる。

北海道マラソン組織委員会は公式HPを通じて次のような声明を発表した。

「本大会は例年8月最終日曜日に開催されていますが、今年は東京パラリンピックの期間と重なり運営全般に関わる要員を確保するのが難しいこと、また8月5～8日に札幌で開催される東京オリンピックのマラソン、競歩競技で、北海道マラソンで会場としている大通公園内に大会関係施設が設置され、原状回復に長期間かかることなどが理由です」

1987年開始の同大会は、世界陸上やオリンピックの選考レースと位置付けられる日本最大級のマラソン大会だが、東京五輪の開催予定、及び1年延期の事情も相まって、2年連続で大会休止となっている。

なお、東京オリンピックのマラソンコースは札幌大通公園のスタート＆フィニッシュ予定。コースの詳細は異なるものの、北海道マラソンと同様の発着となっていた。