陸上の日本選手権が6月27日、福岡県・博多の森陸上競技場で開幕した。男子100メートル準決勝では、サニブラウン・アブデル・ハキーム(フロリダ大)、桐生祥秀(日本生命)、小池裕貴(住友電工)らが順当に勝ち抜き、翌28日の決勝に進んだ。
6月8日に9秒97で日本記録を更新したばかりのサニブラウンは、予選で10秒30、準決勝では、2017年にもマークした10秒05の大会記録タイで決勝へ進出。
9秒98の前日本記録保持者・桐生はサニブラウンとは別の組の準決勝を走り、10秒22の2位で決勝に進んだ。同組準決の1位は小池で10秒09だった。日本短距離史上でも稀に見る9秒台の戦いが期待されている。
また、男子800メートルでは、現役高3生のクレイアーロン竜波(相洋高)が1分47秒54の予選トップタイムで決勝へ。400メートルは、前年度覇者のウォルシュ・ジュリアン(富士通)が予選を首位通過。注目された東海大の北谷直輝は予選落ちとなった。
28日には、男子100メートルの決勝戦ほか、以下の決勝戦も行われる。
- 開始15:00 女子やり投 決勝
- 開始16:00 女子棒高跳 決勝
- 開始17:45 女子走幅跳 決勝
- 開始17:45 男子やり投 決勝
- 開始19:05 女子1500m 決勝
- 開始19:20 男子800m 決勝
- 開始19:30 女子400m 決勝
- 開始19:40 男子400m 決勝
- 開始20:15 女子100m 決勝
- 開始20:30 男子100m 決勝