11月1日、ENEOS侍ジャパンシリーズ2019・日本代表対カナダ代表の第2戦目が行われた。侍ジャパンは、3-0の完封勝利。前日の6失点から守備を立て直し、11月2日開幕の第2回WBSC(世界野球ソフトボール連盟)「プレミア12」での上位進出に向けて、準備を整えた。
この日先発した今永昇太(横浜DeNAベイスターズ)が好投。3回を投げて6三振、相手のヒットも1本に抑え、チームを引き締めた。なかなか打線が繋がらない侍ジャパンは、それでも4回表に先制。相手の2連続四球から、クレバーな走塁で先制。5回にも、四球で出塁した選手を確実にホームに返し、2-0にすると、大野雄太(中日ドラゴンズ)、中川皓太(読売ジャイアンツ)、山本由伸(オリックス・バファローズ)とリリーフ陣も好投で2-0のスコアをキープした。9回にさらに1点を追加すると、山崎康晃(横浜DeNAベイスターズ)がカナダの打者をきっちり3人で抑え、勝ちきった。
同じく「プレミア12」に出場するカナダ代表を完封し、手応えを掴んだ侍ジャパンは、11月5日に世界ランク9位のベネズエラとの初戦を迎える。同大会で予選グループBに入った日本は、台湾の各会場で、ベネズエラ(世界ランク9位)、台湾(同4位)、そしてプエルトリコ(同11位)の3チームと戦う。