カナダ・オークビルで行われているチャレンジャーシリーズ「オータムクラシックインターナショナル」に出場している羽生結弦が、かつてのトレーニングパートナーであるハビエル・フェルナンデスとの再会を果たした。
現地時間12日行われた公式練習の後、羽生は会場内の通路でフェルナンデスに遭遇。2人は抱擁を交わし、再会を喜び合った。
オリンピックチャンネルはフェルナンデスとのショートインタビューに成功。引退したばかりのフェルナンデスがオークビルを訪れた理由などを語ってもらった。
オリンピックチャンネル(以下、OC):あなたはオータムクラシックへ何をしに来たのですか?
フェルナンデス:今日(12日)トロントに到着しました。私の振付師だったデイヴィッド・ウィルソンと話をしていたときに、ここに来たいかと聞かれたんです。この大会の後に私たちはアイスリンクに戻る予定で、ジャパンオープンで披露することになる新たなプログラムのために、振り付けに関する仕事をするつもりだかたです。明日また来る時間があるかはわかりません。私の練習次第ですが、時間があれば観に来たいと思っています。
OC:羽生選手と再会しているところを見ました。彼はあなたがここに来ると知っていたのですか?
フェルナンデス:わからないですね。私は現役選手ではないので、ブライアン(・オーサー)にここへ来て練習をできるかどうか聞いていました。おそらく彼らは(トロントの)クリケットクラブで私が来ることについてを話していたと思います。正確な日付まで明かしていたかは知りませんが、私が来るであろうことは知っていたでしょう。
OC:このあと、練習するんですか?
フェルナンデス:そうですね。2週間ちょっとだけですが。
OC:あなたはジャパン・オープンに帰ってきます。何か成し遂げたいことはありますか?
フェルナンデス:ジャパン・オープンはジャパン・オープンになる。それだけだと思います。スペインでは多くのこと、たくさんのショーを計画しています。引退すると決めたのは、最後の決断でした。これはちょっとしたおまけなのです。