緊急事態宣言を受けNPBとJリーグがコメントを発表
日本政府は4月7日、国内での新型コロナウイルス(COVID-19)の感染状況を踏まえ、7都府県を対象に特別措置法に基づいた「緊急事態宣言」を発令。それを受け、日本野球機構(NPB)斉藤惇コミッショナーと、明治安田生命Jリーグ村井満チェアマンが同日にコメントを発表した。
NPBは公式ホームページ上で、"日本野球機構からプロ野球にかかわる皆さまへ"と題し、斉藤惇コミッショナーのコメントを発表。斉藤コミッショナーは現状について、「新型コロナウイルス禍の中でも、なんとか野球ファンの皆様に向け、選手の皆様が思いきりプレイする素晴らしい試合を開催できないか日夜真剣に検討を続けている」とし、疫学の専門家とともに、公式戦開催へ向け検討を繰り返していることを説明した。また、緊急事態宣言が政府より発令されたことを受け、「プロ野球12球団と日本野球機構は、ファンの皆様と一体となって艱難を乗り切り、歓喜に満ちたパフォーマンスを披露できる日を再び実現すべく努力していく」とプロ野球ファンへ向けコメントした。
Jリーグも、"緊急事態宣言を受けての村井満チェアマンコメント"を公式ホームページ上に掲載した。村井チェアマンはまず、政府より緊急事態宣言が出されたことを受け、「緊張感も一層高まっていることと思うが、落ち着いた消費行動と、充分な感染予防を心掛けていただければ幸い」と呼びかけた。また、「クラブとともに意見交換や情報共有を重ね、更なる感染拡大防止に努めていく」と説明。ファン・サポーターへ、公式戦再開に向け協力を呼び掛けるとともに、「Jリーグやスポーツ界ができることについて、ぜひファン・サポーターの皆さまも一緒に考えてみていただけると嬉しく思う」とした。