第72回福岡国際マラソンが2日行われ、服部勇馬(トヨタ自動車)が2時間7分27秒で優勝した。日本人選手の大会制覇は第58回大会(2004年)の尾方剛(中国電力)以来14年ぶり。
2位はツェガエ・ケベデ(エチオピア)、3位アマヌエル・メセル(エリトリア)と続き、前日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)は2時間10分25秒で4位に入った。川内優輝(埼玉県庁)は2時間12分3秒で10位だった。
同大会は2020年東京オリンピック代表選考会への出場権が懸かったマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の対象レースになっており、優勝した服部は2019年9月15日に行われる代表選考会の出場権を獲得した。
また、このレースでは6位の山岸宏貴(GMOアスリーツ)と7位の福田穣(西鉄)も設定記録をクリアし、マラソングランドチャンピオンシップの出場権を獲得している。