現地時間12月21日、ISL(国際水泳リーグ)決勝最終日がアメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスで開催された。短水路(25メートル)で争われるレースに参加した瀬戸大也(ANA)は、200メートル個人メドレーと200メートルバタフライで優勝した。
東京オリンピック代表に内定している瀬戸は、200メートル個人メドレーと200メートルバタフライに出場。200メートル個人メドレーで1分50秒76の自己ベストを記録して1位になった。200メートルバタフライでは、自身の持つ短水路世界記録に届かなかったものの、1分48秒77で表彰台のトップに立った。
ISLは2019年に新設された短水路の団体戦。「エナジー・スタンダード」の所属メンバーとして出た瀬戸は、前日の400メートル個人メドレーに続いて優勝し今大会3冠を達成した。また、同チームは瀬戸らの活躍もあり、ISL初代王者になった。
本大会の結果は以下の通り。
なお、来季から東京チームがISLに参加し、その代表をアテネ・北京五輪2大会連続2冠の北島康介氏が務めることをISLが発表した。2シーズン目のISLは東京、トロント(カナダ)など10チームが参加し、2020年9月から翌年4月までレースを行う予定だ。