競泳・池江璃花子が競技復帰に向け新たな指導体制を発表|西崎勇ヘッドコーチのもと練習

執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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白血病からの競技復帰を目指す池江璃花子が指導体制について発表

リオデジャネイロ五輪・競泳女子日本代表の池江璃花子(ルネサンス/日本大学)が6月16日、自身の公式サイト上で指導体制について発表した。白血病からの競技復帰を目指す池江は今後、ルネサンス所属の西崎勇コーチをヘッドコーチとするグループ指導体制でトレーニングを行っていく。

今後池江は、ルネサンス所属の選手とともに水中トレーニングと筋力トレーニングを行っていく。また、通院による治療も継続しながら競技復帰を目指すとしている。

西崎勇コーチは現在、池江が所属する株式会社ルネサンス競技強化部で競泳ヘッドコーチを務めている。過去には、2016年リオデジャネイロオリンピック・800メートルフリーリレー日本代表の持田早智を輩出。2017年にはオーストラリア選抜遠征日本代表ヘッドコーチを務めた。

西崎勇コーチプロフィール

経歴

  • 2000年:株式会社ルネサンス入社
  • 2015年:第6回ジュニアパンパシフィック大会日本代表コーチ
  • 2016年:リオデジャネイロオリンピック日本代表・持田早智を輩出
  • 2017年:オーストラリア選抜遠征日本代表ヘッドコーチ

資格

  • 日本スポーツ協会 コーチ4

池江璃花子公式サイト

16日、池江とともにリオデジャネイロ五輪800メートルフリーリレーに出場した持田早智は、「おかえり」というコメントともに練習の写真を自身のツイッターに投稿。練習に参加する池江の様子が確認できる。

池江はリオデジャネイロオリンピックで当時16歳ながら、女子100メートルバタフライで5位に入るなどの活躍を見せた。また、50、100、200メートル自由形や50、100メートルバタフライなどの日本記録を保持しており、Tokyo2020(東京オリンピック)でのメダル獲得の期待がかけられていた。しかし、2019年2月に白血病を発症していることが判明。競技を離れ闘病生活を送っていた。12月に退院し、2014年パリオリンピック出場とメダル獲得を目指すことを明かした。