Tokyo 2020(東京五輪)の日本代表選考会を兼ねる第97回日本選手権水泳競技大会・競泳競技「ジャパンスイム2021」が4月9日に競技7日目を迎えた。男子100mバタフライは、水沼尚輝(新潟医療福祉大学職員)が優勝、川本武史(トヨタ自動車)は2位となり、ともに派遣標準記録を突破して同種目東京五輪代表に内定した。
前日の準決勝で日本記録タイの51秒00をたたき出して決勝に臨んだ川本。水沼は準決勝全体2位の51秒35。男子200m自由形、男子800mリレー、男子400mリレーに続く、4つ目の内定を狙う松元克央(セントラルスポーツ)は準決勝全体4位だった。
レースは川本が折り返しの50m時点でトップに抜け出し、後半も勢いづいたが、残り5mで水沼が川本を抜き、51秒03でフィニッシュ。川本は51秒25で2位となった。それぞれ派遣標準記録(51秒70)を突破し、東京五輪同種目の日本代表に内定した。3位の松元は51秒67で派遣標準記録をクリアしたものの、4つ目の内定は逃した。
優勝で内定を決めた水沼は、ここまでを振り返り「自分らしいレースができなかったが、優勝できて嬉しい」としつつも、「目標としては日本記録で優勝したかった。メダルを目指して頑張りたい」と話した。
準決勝のタイムより0秒25落として2位となった川本は、「このタイムでは絶対メダルが獲れない。50秒前半は出したい」と反省の弁を述べつつ、ともに内定を勝ち取った水沼を引き合いに「尚輝と一緒にオリンピックの舞台でメダルを獲りたい」と意気込んだ。