男子バレーボール・ワールドカップ(FIVBワールドカップ)は、10月11日に8日目を迎えた。男子バレーボール日本代表「龍神NIPPON」は、世界ランク13位のエジプトと広島グリーンアリーナで対戦。3-2で接戦を制した。
今大会、下位に沈むエジプトを相手に、勝利を狙う4位の日本代表。最終セットまでもつれた一戦を3-2(25-14、18-25、25-23、28-30、15-13)で制し、最後まで粘るエジプトに勝ちきった。攻撃では、今大会好調のサーブと石川祐希(キオエネ・パドバ/イタリア)と西田有志(ジェイテクト・STINGS)を中心としたアタックで相手を上回り、守備でもディグとレセプションで相手を大きく上回った。
この日はサブとして、各セットで途中出場で貢献した主将の柳田将洋(ユナイテッド・バレーズ/ドイツ)は、熱戦を振り返った。FIVBの公式サイトがコメントを紹介している。「ゲームを通して、タフな状況が続いていたと思います。エジプトには勢いがありましたが、僕らが勝つことができました。僕らにとっては、大きな勝利だと思います。一日オフを挟んで3連戦なので、しっかりと準備したいです」
これで連勝を4で伸ばし、6勝2敗とした日本代表「龍神NIPPON」は、4位。同じ6勝2敗で、3位の米国が並ぶ。この試合に敗れたエジプトは、2勝6敗の10位。首位は、未だ無敗のブラジル。2位には、7勝1敗のポーランドが続く。10月13日、日本代表は、4勝4敗で8位のイランと対戦する。