10月15日、バレーボール・ワールドカップ2019男子大会の第11戦(最終日)が広島県立総合体育館で行われ、日本男子代表“龍神NIPPON”はカナダに3-2で粘り勝ちを収めた。Tokyo2020(東京オリンピック)に向けて意義ある4位で大会を終えた。
前日の世界ランキング1位のブラジルに敗れ、星取勘定上4位が確定していた日本(同11位)は、大会最終日、同6位のカナダ代表戦を迎えた。
カナダの猛攻に押され、第1セットを落としたあと(22-25)、日本は清水邦広らが盛り返して第2セットを奪取(25-20)。第3セットを25-23を制すと、第4セットはカナダに奪い返された(23-25)。消耗戦の様相を呈すも、最後は日本が同点から点差を広げて、15-9で勝利した。
今大会の勝敗は直接Tokyo2020(東京オリンピック)には影響しないが、強豪国に金星を挙げるなど、価値ある4位という結果を得た龍神NIPPON。五輪メダル獲得への期待値を高める形となった。