30日、日本バスケットボール協会は、来月から開催されるバスケットボールW杯の日本代表候補16人を発表。八村塁や渡邊雄太ら海外組、国内Bリーグはニック・ファジーカスや比江島慎、馬場雄大らが選ばれた。
海外組は、NBAワシントン・ウィザーズの八村、メンフィス・グリズリーズとのツーウェイ契約を結んでいる渡邊に加え、現在、八村が所属していたゴンザガ大と同じカンファレンスのポートランド大でプレーしている渡辺飛勇が選出。
国内選手は、昨シーズンも平均22.3得点をマークしたニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)や、比江島慎(宇都宮ブレックス)、馬場雄大(アルバルク東京)、田中大貴(同)らが名を連ねた。
なお、日本代表の中核を担ってきた冨樫勇樹は、今月20日の合宿で右手指を骨折して2ヶ月の離脱。今回の代表候補にも不選出となった。
候補者16名は以下の通り(背番号順)。
3 安藤誓哉(A東京)
4 太田敦也(三遠ネオフェニックス)
6 比江島慎(宇都宮)
7 篠山竜青(川崎)
8 八村塁 (ウィザーズ)
9 ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)
10 竹内公輔(宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太(グリズリーズ)
13 安藤周人(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
15 竹内譲次(A東京)
18 馬場雄大(A東京)
22 ニック・ファジーカス(川崎)
24 田中大貴(A東京)
32 シェーファーアヴィ幸樹(A東京)
34 渡邉飛勇(ポートランド大)
88 張本天傑(名古屋)
日本にとって実に13年ぶりの出場となるW杯。Tokyo 2020(東京五輪)の前哨戦となる今大会は、8月31日から中国・北京で開催される。代表メンバーは合宿を経て、最終的な12人が選出される。
FIBA世界ランク48位の日本は1次リーグで、同1位のアメリカ、同17位トルコ、同24位チェコと同じE組に所属し、上位2位までの2次リーグ進出を目指す。初戦は8月1日のトルコ戦。