【男子テニス】ATPツアー中断期間は7月末まで延長|新型コロナウイルスの影響

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
ATPツアーは3月より休止が続いている(写真は中断前のメキシコOP優勝のラファエル・ナダル)

男子プロテニス協会(ATP)は5月15日、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的感染拡大を受け、ATPツアーの休止期間を7月31日まで延長すると発表した。これにより、ハンブルク・ヨーロピアン・オープンなど8大会が予定通り開催されないことが決まった。

中止を受けATPのアンドレア・ガウデンツィ会長は、「ツアーが新型コロナウイルスの影響を受け続けていることを残念に思う。我々はシーズン後半のイベントのスケジュール変更の可能性も含め、安全にできる限り早くツアーを再開するために、あらゆる選択肢を検討している。最優先事項は、すべての関係者の健康であることに変わりはない」とコメントした。

ATPは8月以降に開催されるトーナメントについて、現在のところ予定通り開催するとしている。また、ATPツアーカレンダーの更新を6月中旬に行われる予定と明かした。

今回中止が決まった大会

  • ノルデア・オープン(7/13~7/19)
  • ハンブルク・ヨーロピアン・オープン(7/13~7/19)
  • ホール・オブ・フェーム・オープン(7/13~7/19)
  • アビエルト・デ・テニス・ミフェル(7/20~7/25)
  • スイス・オープン(7/20~7/26)
  • クロアチア・オープン(7/20~7/26)
  • アトランタ・オープン(7/27~8/2)
  • ジェネラーリ・オープン(7/27~8/1)

ATPツアーは3月から中断しており、グランドスラム(四大大会)も、既に終了した全豪オープンを除き、日程の変更を余儀なくされている。5月24日から6月7日に行われる予定だった全仏オープンは9月開催に延期となっており、ウィンブルドン(6/29~7/12)は既に中止が発表された。全米オープン(8/31~9/13)の開催判断は6月中旬に行われる予定となっている。

もっと見る