柔道の女子57kg級においてロンドンオリンピックで金、リオオリンピックで銅メダルを獲得した松本薫。そんな彼女は今年の2月に引退を明らかにした後、柔道とは縁遠い「アイスクリーム屋」に転身した。なぜ、「アイスクリーム屋」に就いたのか。松本は独占インタビューで動機や現在の心境を語った。
■きっかけは所属会社の事業
Q:なぜアイスクリーム屋を始められたのでしょうか?
松本:(柔道を)引退するまでは決めてなくて。引退する、と会社(ベネシード)に報告してから、私たちの会社がアイスの事業をやっているので「やりたいです」(と言いました)。
Q:世界柔道の大会期間中、会場の外でアイスクリームを販売していましたが、中で戦いたくはありませんでしたか?
松本:ないですね。やっぱり、戦うのってすごくしんどいんですよ。野獣って言われてますけど、アサシンとかね。あれを作るのは、すっごい疲れるので。引退した時はホッとしたのともうやっと引退できるっていう爽快さやうれしさ(を感じました)。
■松本薫勤務のアイスクリーム屋「Darcy's(ダシーズ)」について
松本が勤務する店の名前は「Darcy’s(ダシーズ)」。糖質やカロリーを抑える「ギルトフリー」をコンセプトに掲げ、乳製品や白砂糖、グルテン、トランス脂肪酸を用いずにアイスを作っている。
メニューは、プレミアムココナッツミルクチョコクッキー、チョコミントココナッツミルクなど4種類で、価格は400円から550円という幅になっている。メニューと価格の詳細はこちら。
松本はDacy'sで働くことについて「私たちが全部手作りで作っているので、それを食べておいしいって言ってくれることがすごく嬉しいです」と語っている。
■店舗情報
「Darcy’s(ダシーズ)」
- 住所:東京都新宿区下落合1-7-18 東京富士大学5号館1階
- 営業日:木・日曜日(9月)
- 営業時間:12:00~18:30
- 公式サイト:https://darcy-s.com