ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンの本拠地アリアンツ・アレーナで毎年プレシーズンに行われている「アウディカップ」。欧州の強豪が毎年集うこの大会に、これまでも錚々たるメンバーが出場選手として名を連ねてきた。今季からレアル・マドリーに加入した日本代表MFの久保建英も、そのなかの一人となった。
直近のインターナショナル・チャンピオンズカップのアトレティコ・マドリー戦での3-7という大敗を含め、プレシーズンでの悪い流れを払拭すべく、勝利が欲しいレアル・マドリー。エデン・アザールやトニ・クロースら現時点でベストの布陣で勝利を狙ったものの、試合はトットナムに0-1で敗れた。
同点を狙うべく、久保建英は後半35分から投入された。後半39分には、ペナルティエリア手前まで持ち込み、ゴール左下へ鋭いシュートを打ったが、GKに阻まれた。後半41分には、ペナルティエリア内からの右足のボレーシュートを放つも、惜しくも枠を外れた。
この試合に敗れたレアル・マドリーは、翌31日にバイエルン・ミュンヘンに1-6と大敗したトルコのフェネルバフチェとの3位決定戦に回った。