楽天OPテニス初参戦のジョコビッチが両国で土俵入り?

1 執筆者 小川秀彦
初参戦の楽天OPに臨むジョコビッチ。試合前に相撲体験でリフレッシュ?

楽天ジャパンオープンテニス選手権に初参戦する世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、両国で相撲を体験したとATP公式サイトが伝えた。

9月30日から本戦が開幕する楽天オープンに初出場するノバク・ジョコビッチは、練習のかたわらJR両国駅構内にある飲食店施設「江戸NOREN」を訪れた。同施設内には、近隣にある両国国技館にちなみ、土俵が設置されている。

今回の楽天OP期間中は場所中ではないこともあり、ジョコビッチは同施設で“土俵入り”。引退した元力士を相手に相撲を体験したようだ。

ジョコビッチは「素晴らしい体験」とコメントし、かつて祖国セルビアで、父とともに曙太郎の相撲を見ていたことを思い出したとも語った。実際の土俵上では元力士に挑むもビクともしなかったという。

“土俵入り”前に朝稽古も見学したというジョコビッチは、力士たちの大きな身体とは裏腹の関節の可動性や柔軟性に驚いたようだ。

ジョコビッチは9月30日の楽天オープン・ダブルス1回戦(パートナーはフィリップ・クライノビッチ)で敗退したものの、10月1日にはシングルス1回戦で、世界ランク90位のアレクセイ・ポピリン(オーストラリア))と対戦する。

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