9月5日、サッカーの国際親善試合「キリン・チャレンジカップ」は茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムで行われ、日本代表がパラグアイ代表に2-0で勝利した。
森保ジャパン(FIFAランク33位)が2022年W杯アジア2次予選(10日、ミャンマー戦)に向けて最高の勝利を手にした。
南米の強豪国であるパラグアイ(FIFAランク39位)を相手に、日本代表は前半から攻めた。MF堂安律がチャンスを作り、長友佑都からボールをつないだFW大迫勇也が先制弾を決めた。さらにMF南野拓実が追加点を入れ、パラグアイを引き離した。
後半にはベンチスタートだった久保建英がいよいよ投入され、再三に渡りパラグアイゴールを襲うと、その度に会場を沸かせてみせた。
日本代表は後半に追加点を奪えなかったものの、ミャンマー戦を前に大きな手応えを得る勝利を飾った。
パラグアイ代表について
最新FIFAランク39位。日本も出場した今年7月のコパアメリカでは、優勝したブラジル相手に準々決勝でPK戦の末敗戦し、ベスト8。日本とは2010年の南アフリカワールドカップ決勝トーナメント1回戦で対戦し、パラグアイはPK戦で日本を破りベスト8に進出した。直近の日本との対戦は2018年6月で、この時は日本が4-2で勝利している。
今回の代表メンバーにはイングランドプレミアリーグ・ウエストハム所属のファビアン・バルブエナ、ニューカッスルで武藤嘉紀と同僚のミゲル・アルミロン、イタリアセリエAジェノア所属のアントニオ・サナブリアらが招集されている。