現地時間2月24日、柔道グランドスラム(GS)のドイツ・デュッセルドルフ大会・3日目が行われた。最終日となる重量級を中心とした男女計5階級が実施され、日本勢はリオデジャネイロ五輪・男子100キロ超級銀メダルの原沢久喜、男子100キロ級の飯田健太郎が金メダルを獲得した。
原沢久喜は、男子100キロ超級決勝でロシアのイナル・タソエフに一本勝ちし、GSパリ大会での雪辱を果たした。男子100キロ級では、20歳のホープ・飯田健太郎(国士舘大)が、昨年世界王者の趙グハム(韓国)に優勢勝ちを収めて優勝した。女子78キロ超級の朝比奈沙羅(パーク24)、男子90キロ級の村尾三四郎(神奈川・桐蔭学園高)は決勝で敗れ、惜しくも銀メダルとなった。
男子100キロ超級の小川雄勢(明大)は、3位決定戦で敗退。原沢との日本人対決は叶わなかった。また、女子78キロ級の浜田尚里(自衛隊)は1回戦敗退した。