4月3日、国際柔道連盟(IJF)は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて、2021年に延長されたTokyo2020(東京五輪)の予選の最終期限日および中断期間を発表した。予選の対象となる世界ランキングポイントが換算される大会は、最長で来年2021年の6月29日まで行われる。また、中断期間は最低でも今年の6月30日まで。状況に応じて、スケジュールは後日発表される。
同連盟のマリウス・ビザール会長は、同連盟公式サイト上で声明を発表。「選手および全関係者の安全と健康」に対する責任と、「全ての国に、制限がかからないような公平な運営」を確保することを目的に、日程の見直す旨を伝えた。
また、『カタール選手権』が、東京五輪の出場のための世界ランキングポイントが換算される大会のひとつであることも、明言された。日程は、後日発表される。
同会長は、「この不測の事態のなか、あなたがたの理解と忍耐に感謝したい」と声明を結んだ。