12月5日、全日本柔道連盟は中国・青島で12日から14日にかけて開催されるワールドマスターズ大会の日本代表を発表した。
男子はグランドスラム大阪大会73キロ級で優勝した海老沼匡(パーク24)や世界選手権東京大会100キロ超級銀メダリストの原沢久喜(百五銀行)らが選出された。また、リオ五輪の90キロ級を制したベイカー茉秋(日本中央競馬会)もメンバー入りした。
女子では、世界選手権で2位になった57キロ級の芳田司、63キロ級の田代未来(以上、コマツ)、78キロ級の濵田尚里(自衛隊体育学校)などが招集された。さらに、グランドスラムを制した70キロ級大野陽子(コマツ)、78キロ級梅木真美(ALSOK)も選ばれた。
メンバーは以下の通り。
男子
60キロ級:永山竜樹(了徳寺大学職員)
73キロ級:海老沼匡(パーク24)、橋本壮一(パーク24)
81キロ級:藤原崇太郎(日本体育大学)
90キロ級:長澤憲大(パーク24)、村尾三四郎(東海大学)、ベイカー茉秋(日本中央競馬会)
100キロ級:ウルフアロン(了徳寺大学職員)
100キロ超級:原沢久喜(百五銀行)、影浦心(日本中央競馬会)
女子
52キロ級:志々目愛(了徳寺大学職員)
57キロ級:芳田司(コマツ)、玉置桃(三井住友海上火災保険)
63キロ級:田代未来(コマツ)、鍋倉那美(三井住友海上火災保険)、土井雅子(JR東日本)
70キロ級:新井千鶴(三井住友海上火災保険)、新添左季(自衛隊体育学校)、大野陽子(コマツ)
78キロ級:濵田尚里(自衛隊体育学校)、梅木真美(ALSOK)
ワールドマスターズ2019は2020年2月に実施されるグランドスラムパリ・モスクワ大会とともに東京五輪選考会に選ばれており、五輪代表争いに重要な意味を持っている。現在、女子78キロ超級素根輝(環太平洋大学)のみが日本代表に内定し、残りの階級で出場権が争われている。
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