『柔道グランドスラムパリ2019』の1日目が9日、フランス・パリで行われた。
この日は男女計7階級が行われ、男子60kg級ではリオ五輪銅の高藤直寿(パーク24)が、決勝でリオ五輪銀のエルドス・スメトフ(カザフスタン)を下して、パリGS4度目の戴冠を果たした。
男子73kg級は橋本壮市(パーク24)が制し、2017年大会以来2度目の優勝。その一方で優勝候補と目された66kg級の阿部一二三(日本体育大)は初戦となった2回戦で一本負けを喫し、早期敗退となってしまった。
女子では48kg級でリオ五輪銅の近藤亜美(三井住友海上)がオール一本勝ちで頂点に立った。同52kg級では決勝で志々目愛vs角田夏実(ともに了徳寺学園職)の日本人対決が実現。志々目が角田を下して優勝している。
57kg級の玉置桃(三井住友海上)、63kg級の鍋倉那美(三井住友海上)は3位。63kg級の能智亜衣美(了徳寺学園職)は5位だった。