東京五輪公式手拍子“応援ビート”を公開、応援動画の募集も今秋開始
9月6日、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、大会中に選手を応援する公式の手拍子「応援ビート」を発表した。五輪史上初の試みとなり、同ビートを使っての「応援動画」の募集も今秋に開始する。
同組織委員会は、Tokyo 2020(東京オリンピック・パラリンピック)開催期間中、世界各国から来場した観客が心を一つにして選手を応援するためのプロジェクトとして「応援ビート」を作成、発表した。
応援ビート「2020beat」は、「競技」、「日本文化」、「人々の暮らし」、「自然」などさまざまなジャンルの音を採取し、人工知能(AI)を使って作成。作成された5つの候補のなかから筑波大学協力のもと選びだした。15秒、20秒、30秒のバージョンがある。
実際の大会中には、競技の合間などに観客に打ち鳴らしてもらいたいとする。こうした公式の手拍子の試みは過去の五輪でも例がないという。
さらに競技会場で流す映像を今秋から公募する。応援ビート「2020beat」を使って手拍子やダンスを織り交ぜた内容などをSNS(Facebook、Instagram、Twitter、TikTok、Weibo)アプリで動画撮影し、#2020ビート 、または #2020beat のハッシュタグをつけてアプリ上に投稿する。採用された動画(投稿)は、つなぎ合わされた1つのムービーとなり、五輪・パラ会場のスクリーン等で公開・上映される予定だ。
同プロジェクト公式サイトでは、応援ビートとともに、「応援動画」のお手本動画が公開されている。