6日、レスリング世界選手権の日本代表選考プレーオフが行われ、伊調馨との注目対決を制した女子57kg級の川井梨沙子ら、6選手が世界選手権の出場権を獲得した。
注目の集まった五輪4連覇中の伊調馨とリオ五輪金メダル川井梨沙子による女子57kg級は、伊調が終盤に追いつき3-3としたものの、ビッグポイントの差で川井が勝利。世界選手権への切符を勝ち取った。女子50kg級では、入江ゆきが須﨑優衣を6-1で退け、世界選手権初出場を決めた。
男子フリースタイルでは、乙黒拓斗、奥井眞生、荒木田進謙がそれぞれ65kg級、74kg級、125kg級で世界選手権出場権を獲得。また、男子グレコローマン77kg級は屋比久翔平が3年連続の世界選手権出場を決めた。
結果は以下の通り。
女子
- 50kg級 入江ゆき(自衛隊)○ 6-1 ●須﨑優衣(早大)
- 57kg級 伊調馨(ALSOK) ● 3-3B ○ 川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)
男子フリースタイル
- 65kg級 乙黒拓斗(山梨学院大)○ 5-0 ● 樋口黎(日体大助手)
- 74kg級 藤波勇飛(ジャパンビバレッジ)○ 4-5 ● 奥井眞生(自衛隊)
- 125kg級 荒木田進謙(Athletic camp LION)○ 4-1 ● 山本泰輝(自衛隊)
男子グレコローマン
- 77kg級 小路直頌 (自衛隊) ●Tフォール、5:55=9-0 ○ 屋比久翔平(ALSOK)