【射撃】10m種目:東京オリンピック代表第1次選考会・上位3名が最終選考会へ

1 執筆者 渡辺文重
岡田直也(写真はリオデジャネイロ五輪)

日本ライフル射撃協会(NRAJ)は味の素ナショナルトレーニングセンター射撃場(東京都北区)で11月22日から24日にかけ、10メートルライフルと10mピストルのTokyo 2020(東京五輪)日本代表の第1次選考会を実施。上位3選手が2020年3月の最終選考会に進出した。

10m種目の第1次選考会では、2018年度全日本選手権大会(2019年3月)および2019年度全日本選抜大会(2019年10月)の上位3選手を優先し、2019年10月末日のナショナルチーム(NT)ランキング上位者など、各種目15名が参加。3日間連続で各種目の選考試合を実施し、3日間の合計点数の上位者3名を第1次選考会通過者にするとしている。

各種目の上位3選手は以下の通り。

10mエアライフル男子60発競技(AR60)

  1. 岡田直也(ALSOK)1886.5
  2. 島田 敦(日本大学)1875.5
  3. 遠藤雅也(日本大学)1873.5

10mエアライフル女子60発競技(AR60W)

  1. 中口 遥(同志社大学)1870.0
  2. 清水綾乃(自衛隊体育学校)1869.6
  3. 西 千里(日本大学)1867.8

10mエアピストル男子60発競技(AP60)

  1. 園田吉伸(自衛隊体育学校)1737
  2. 松田知幸(神奈川県警察)1721
  3. 森川清司(広島県警察)1718

10mエアピストル女子60発競技(AP60W)

  1. 折谷未来(新潟県警察)1707
  2. 山田聡子(自衛隊体育学校)1705
  3. 小西ゆかり(飛鳥交通)1701

2020年3月28日に開催を予定している最終選考会では、東京五輪のQP(Quota Place/国別出場枠)獲得者、NT選手のうちNTランキング第1位の選手、第1次選考会通過者に、参加資格が与えられる。なおドーハ(カタール)で開催された第14回アジア選手権大会の10m種目では、10mライフルの遠藤と10mピストルの山田がQPを獲得している。

もっと見る