広島市で開催されている女子ハンドボールの「第71回日本選手権大会」が、12月27日に4日目を迎え、マエダハウンジング東区スポーツセンターで準決勝の2試合が行われた。北國銀行(日本ハンドボールリーグ、以下JHL)が8大会連続決勝進出、大阪体育大学(協会推薦・学連)は初の決勝進出を果たした。大学勢の決勝進出は、1986年に優勝した東京女子体育大学以来、33年ぶり。
第1試合は、北國銀行とソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(JHL)の優勝候補同士の一戦となった。北國銀行は、この試合9得点で最多得点の活躍を見せた、“おりひめジャパン”大山真奈を中心に、前半から優位に試合を進める。13-10前半を折り返すと、後半にはさらにリードを広げ、27-19で勝利。4年ぶりの優勝に王手をかけた。
第2試合は、前日にJHL屈指の強豪オムロンを破った大阪体育大学が、飛騨高山ブラックブルズ岐阜(JHL)と対戦。いずれも初の決勝進出となるチーム同士の対決は、大阪体育大学が33-26で点の取り合いを制した。今年アジア大会を制したU22日本代表の相澤菜月が、両チーム最多の9得点の活躍で勝利に大きく貢献した。
決勝は、15時からマエダハウンジング東区スポーツセンターで行われる。この試合の模様は、リアルダイムでオンライン配信される。詳細は、公式サイトを参照。