広島市で開催されている女子ハンドボールの「第71回日本選手権大会」が、12月25日に2日目を迎えた。この日は2回戦(ラウンド16)が行われ、連覇を狙うソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、7大会連続で決勝進出中の北國銀行など、日本リーグの強豪チームが順当に勝利。大会後1月4日の「日本ハンドボールリーグ」開幕に向けて、それぞれ好調な仕上がりを見せた。
第1会場のマエダハウンジング東区スポーツセンターで行われた第1試合は、飛騨高山ブラックブルズ岐阜(日本リーグ、以下JHL)が、石川県の小松市立高等学校(北信越代表)を28-26で破った。
続く第2試合では、大阪体育大学(協会推薦・学連)がHC名古屋(JHL)を31-17で破り、ベスト8入りを果たした。
第3試合では、直近の10大会のみですでに7回このタイトルを獲得しているオムロン(JHL)は、東京女子体育大学(関東代表)と対戦。前日に1回戦を戦ったばかりの東京女子体育大学を相手に、26-15で勝利した。
第4試合は、香川銀行T・H(四国代表)が、イズミメイプルレッズ(JHL)と対戦。前日勝利した勢いに乗って、香川銀行T.Hが20-17で接戦をものにした。
第2会場の中区スポーツセンターの第1試合は、大阪ラヴィッツ(JHL)が岡山県の環太平洋大学(中国代表)を36-25で下した。
第2試合では、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(JHL)が愛知県の中京大学(東海代表)と対戦。32-20と快勝し、連覇へ弾みをつけた。
第3試合は、三重バイオレットアイリス(JHL)と兵庫県の武庫川女子大学(近畿代表)の対戦。三重バイオレットアイリスが、32-13で勝利し、準々決勝に駒を進めた。
第4試合の北國銀行(JHL)と筑波大学(協会推薦・学連)の試合は、日本リーグ5連覇中の北國銀行が35-22で、学生選手権2位の筑波大学を破った。
翌日の12月26日は、マエダハウンジング東区スポーツセンターで準決勝の全4試合が行われる。準決勝および決勝(27日、28日)はオンライン配信される。詳細は、公式サイトを参照。