国立競技場OPイベント: 三浦知良が初めてピッチに足を踏み入れる大役

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
アスリートとして初めて新国立のピッチに踏み入れた三浦知良。三浦は旧国立で最もゴールを決めたサッカー選手でもある/JSC提供

JSC(日本スポーツ振興センター)主催「国立競技場オープニングイベント ~HELLO, OUR STADIUM~」が12月21日、新国立競技場で開催された。東北絆まつりなどの文化パフォーマンスが披露されたほか、ピッチ(芝生)上に初めて足を踏み入れる大役を三浦知良が担った。

三浦は1967年2月26日生まれの52歳。男子サッカー日本代表として旧国立競技場で数多くの名場面を繰り広げてきたほか、現在も横浜FCで選手として活躍。2020シーズン明治安田生命Jリーグで出場を果たせば、中山雅史(当時コンサドーレ札幌、現アスルクラロ沼津)が持つJ1最年長出場記録(45歳2カ月1日)を大幅に更新することになる。

イベント前半、スペシャルサンクスとして登場した三浦は、背番号11の日本代表ユニフォームを着用して登場。ピッチ上で、シザースなどをまじえた華麗なドリブルを披露した後、観客席に向けてボールを蹴り込んだ。そして、アスリートとして初めてピッチに立つ役を任されたことを「光栄に思います」とコメント。「これから、この国立競技場を皆さんの力で、新しい歴史を創っていきましょう」と呼び掛けた。

その後、ピッチ上には、同じくスペシャルサンクスとして男子ラグビー日本代表から、リーチ・マイケル(東芝ブレイブルーパス)、中村亮土(サントリーサンゴリアス)、田中史朗(キヤノンイーグルス)が登場。リーチは「ラグビーワールドカップ、応援ありがとうございました」と謝辞。そして「これから出るオリンピアン、パラリンピアンの皆さん、良い準備をして頑張ってください」と締めくくった。

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