千歳で合宿中の競歩日本代表「砂漠柄」サンライズレッド新ユニで練習

1 執筆者 渡辺文重
日本代表の鈴木雄介

日本陸上競技連盟(JAAF)は8月8日、北海道千歳市で行われている競歩日本代表の練習を公開した。日本陸連は昨年の段階で、Tokyo 2020(東京五輪)のマラソン、長距離、競歩の事前合宿を千歳市で行うことを決定。今回は、9月28日からカタール・ドーハで開催される世界陸上選手権大会に向けた合宿となっている。

練習公開日となった8日は、サンライズレッドの「砂漠柄」新ユニフォームを公開。15~30キロ歩の練習風景のほか、科学スタッフによる測定の様子、囲み取材の模様などは、日本陸連のSNSにも投稿された。

東京五輪の競歩は、2020年7月31日6時に男子20キロ決勝、8月7日6時に女子20キロ決勝、8月8日5時30分に男子50キロ決勝がスタート。競歩の会場は皇居外苑で、チケットの販売はなく、無料で観戦できる。

ただし日本陸連のSNSによると、女子20キロ決勝の1年前となる2019年8月7日のスタート時、スタート地点の気温は29度で、湿度は75パーセント。競技者のみならず、観戦者にもハードな環境であることを示唆している。

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