今夏の移籍市場で、ベルギーのシント=トロイデンからイタリアのボローニャに移籍した冨安健洋。
早くもボローニャの主力に定着しつつある同選手について、クラブ幹部が言及した。その言葉を現地メディア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
クラウディオ・フェヌッチCEOは「いつ実現するかはまだわからないが、いつかはUEFAの大会に出場したい。それに向けた計画は今のところ順調だよ。最初はボローニャを1部に定着させることだったが、今はより野心のあるプロジェクトに移行しつつある。だからこそ若くて才能ある選手たちを複数補強したんだ」と発言。そのうちの1人が冨安だった模様だ。
「ボローニャで彼らはトッププレーヤーになってもらいたい。そうすることで必然的にチーム全体がレベルアップするはずだ」
また、過去にボローニャの名誉会長を務めた経験のある著名シンガー、ジャンニ・モランディ氏も「今夏やってきた日本人選手は大好きだよ。すぐさまお気に入りの選手になったし、本当に素晴らしい補強だったと思っているよ」と述べている。
セリエA開幕戦から2試合続けて右サイドバックとしてスタメン出場するなど、早くもボローニャの最終ラインに欠かせない存在となっている冨安。クラブ首脳陣や地元サポーターから上々の評価を得ているようだ。