テニス全豪オープンは最終第14日目が現地時間27日、オーストラリアのメルボルンで行われ、男子シングルスで第1シードのノバク・ジョコビッチ(31=セルビア)が、第2シードのラファエル・ナダル(32=スペイン)を6-3、6-2、6-3のストレートで下し、3年ぶり歴代最多7度目の全豪オープン制覇を決めた。
ジョコビッチは第2ゲームでいきなりブレークに成功すると、そのまま順調に試合を進め6-3で第1セットを奪う。
第2セットでも第5ゲームで先にブレークすると勢いに乗り、第7ゲームでもブレイク。最後は3連続エースで第2セットを締めくくる。
もう誰にも止められないジョコビッチは第3セットでも第3ゲームで先にブレークを奪うと、最後は第9ゲームをブレークしてタイトル争いに終止符を打った。
これでジョコビッチは全豪オープン優勝回数を7回とし、ロジャー・フェデラー(37=スイス)を上回り、単独最多に躍り出た。