世界水泳選手権は7月16日、韓国・光州(クァンジュ)で5日目が行われ、アーティスティックスイミング(AS、旧シンクロナイズドスイミング)のチーム・テクニカルルーティン(TR)決勝が行われ、日本は3位のウクライナに次ぐ4位に終わった。
ロシアが水面の魔術を見せつけたなか、マーメイドジャパンが瀬戸際に立たされた。
14日の予選で、ライバル国であるウクライナに競り負け、4位通過となっていた日本代表“マーメイドジャパン”。1位のロシア、2位の中国の“二強”に食らいつく以前に、ウクライナに競り勝つ必要があった。
しかし、決勝本戦でもウクライナの総合93.4514点に対し、日本は総合92.7207点という微差で敗れた。個々の技の完成度を武器にするはずの日本が、ウクライナの37.1514点を下回った(日本は36.8207点)。わずかの差ながら、世界水泳という大きな舞台での敗戦の事実から、瀬戸際に立たされた感が強い。
デュエットの乾友紀子/吉田萌も15日のTR決勝でウクライナ組に敗れ、井村雅代ASヘッドコーチが危機感を募らせていた。
チーム、デュエットともにフリーでの巻き返しを図る。
アーティスティックスイミング(シンクロ)各決勝TV生中継放送予定
放送局:BS朝日4K
ソロフリー決勝
7月17日(水)18時59分〜
デュエットフリー決勝
7月18日(木)18時59分〜
チームフリー決勝
7月19日(金)18時59分〜
ミックスデュエットフリー決勝&フリーコンビネーション決勝
7月20日(土)16時59分〜