■池江璃花子が東京都特別水泳大会で実戦に復帰
競泳の**池江璃花子**は2019年2月に白血病を公表。競技を一時中断して治療に専念し、同年12月に退院した。ここでは実戦復帰後の海外の反応を紹介する。
2020年8月、東京辰巳国際水泳場で行われた東京都特別水泳大会で池江は実戦への復帰を果たした。50m自由形に出場して日本学生選手権の参加標準記録を突破。池江にとっては1年7カ月ぶりのレースだった。
■池江璃花子の復帰を受けて、海外メディアの反応
国内のメディアにとどまらず、海外メディアも池江の復帰を報じた。
カナダの『CBC』は、「池江璃花子が1年以上にわたる白血病の治療を受けた後、土曜日に競泳に戻ってきた」と伝えた。アメリカの『Swimming World』は、「日本のスター池江璃花子が白血病から見事に復活、勇敢な新章が始まる」とリポート。
『State Of Swimming』は、「璃花子とまた会えてうれしい。白血病と戦い、19カ月ぶりのレース復帰(初戦で26秒3、50m自由形)」と報じた。
さらに、スペインの『Mundo Deportivo』は、「競泳の池江璃花子が、19カ月前に白血病と診断されて以来、初めての大会で勝利」とツイート。スペインの『EFE Noticias』は、「白血病からプールに復帰した日本人スイマーの池江璃花子が勝利」と伝えた。
2020年10月には日本学生選手権に出場。50m自由形決勝で25秒62、4位という結果を残した。泳ぐことの楽しさをかみ締めながら、パリ五輪への出場を目指す。