【レスリング】日本男子、グレコローマンW杯に出場へ…女子W杯は11月に日本開催

1 執筆者 渡辺文重
世界選手権では60キロ級の文田健一郎(ミキハウス)らが優勝(写真は2018年天皇杯全日本選手権)

日本レスリング協会(JWF)は10月18日、11月28日と29日にイラン・テヘランで行われる男子グレコローマン・スタイル(GR)のワールドカップ(W杯)が開催され、日本も出場することになったと公式サイトで伝えた。同大会は開催が危ぶまれていたが、日本は25年ぶりとなる出場を果たす。

9月にカザフスタン・ヌルスルタンで開催されたUWW(世界レスリング連合)世界選手権にて、日本はGRの国別対抗得点で6位となり、この結果、1994年ハンガリー・ブダペスト大会以来となる参加を果たすこととなった。W杯は国別で競われる団体戦で、日本以外ではロシア、ウズベキスタン、ジョージア、イラン、カザフスタン、ハンガリー、キューバの7カ国が参加。4カ国ずつに分けられて予選リーグを行い、その後、順位決定戦が行われる。

なお男子フリースタイル(FS)のW杯は、3月にロシア・ヤクーツクで開催。日本は3位決定戦でアメリカ合衆国に敗れて4位だった。金メダルはロシア、銀メダルはイランが獲得している。女子(WW)のW杯は、11月16日・17日に千葉県成田市で開催。日本は5連覇を目指す。

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