現地9月16日、カザフスタン・ヌルスルタンで開催中のレスリングの世界選手権が3日目を迎え、男子グレコローマン60kg級に出場した文田健一郎が決勝に進出、メダルを確定させたことで「Tokyo 2020(東京五輪)」派遣の条件を満たし、五輪代表に内定した。
この日行われたのは、男子グレコローマン67kg、87kg、97kg級の決勝・敗者復活戦と、同60kg、77kg、130kg級の1回戦〜準決勝。
60kg級は、2年ぶりの優勝を狙う文田がイラン選手を準決勝で撃破、決勝に進出。金か銀のメダルが確定したため、東京五輪代表に内定した。レスリングでは初の内定者となる。
77kg級の屋比久翔平は初戦となる2回戦でアルメニア選手に敗れ、敗退。130kg級の園田新も1回戦でエジプト選手に敗れ、初戦敗退となった。
97kg級は、奈良勇太が銅メダル獲得を狙える敗者復活戦に出場したが、ウズベキスタン選手に敗れた。敗者復活戦は、決勝に進んだ選手と対戦し、敗れた選手によって行われる。
67kg、87kg級は決勝に進出した日本人選手はいなかった。
17日に行われる種目のうち、日本人選手が出場するのは下記の通り。
男子グレコローマン60kg級・決勝
文田健一郎(ミキハウス)
女子50kg級・1回戦〜準決勝
入江ゆき(自衛隊)
女子53kg級・1回戦〜準決勝
向田真優(至学館大)
女子55kg級・1回戦〜準決勝
入江ななみ(福井県スポーツ協会)
女子72kg級・1回戦〜準決勝
古市雅子(自衛隊)