今夏の移籍市場でレアル・マドリーに加わった日本代表MF久保建英は、加入直後からトップチームに帯同するようだ。
久保は当面のところ、Bチームが主戦場になると見られているが、プレシーズン期間はトップチームの遠征メンバーに混ざり、北米やドイツに帯同する見通し。
スペイン『マルカ』は「(ジネディーヌ)ジダン監督によって選ばれた30名がプレシーズンマッチで戦う。ジダンはトップチームでプレーする26人と、下部組織から複数人を加えた合計30人で遠征を行うようだ」と伝えている。
トップチームの26名はセルヒオ・ラモス、トニ・クロース、ルカ・モドリッチなど古参メンバーほか、新加入のエデン・アザール、ルカ・ヨヴィッチ、フェルラン・メンディらによって形成される模様。
ここに下部組織から4名がトップに加わる予定で、久保もその中に含まれるという。一方でカゼミロ、エデル・ミリトンなどのコパ・アメリカ組、移籍がうわさされるダニ・セバージョスは遠征メンバーから外れるようだ。
レアル・マドリーはプレシーズンの北米遠征で20日にバイエルンと戦う予定になっており、早ければこの試合が久保の新天地デビュー戦となる可能性がある。
23日にはアーセナル戦、26日にはアトレティコ・マドリー戦が控えており、その後ドイツに移動して2019アウディカップに参戦。アウディカップでは30日にトッテナムと戦う予定となっている。
久保はプレシーズンマッチながらレアル・マドリーのトップで存在感を発揮できるのだろうか。その内容次第では、トップチーム昇格のチャンスが早まることも十分に考えられる。