10月13日、ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の1次リーグA組最終戦が行われた。横浜国際総合競技場で、日本代表はスコットランド代表と対戦し、28-21で勝利。史上初の決勝トーナメント進出を自力で決めた。
これまで1勝10敗で大きく負け越しており、前回大会でも敗れていた。ラグビー日本代表「ブレイブ・ブロッサムズ」は、1989年以来の勝利で初めてのベスト8入りと、母国開催で歴史的快挙を達成した。
台風19号の影響で、試合開始のわずか9時間前に試合の開催が決まったにもかかわらず、スタジアムには多くの観客が駆けつけた。開始前には黙祷が捧げられた試合を振り返り、日本代表のジェイミー・ジョセフ監督は「たくさんのサポートがチームの背中を押してくれました。信じられないほどのモチベーションを与えてくれたのです」と「ワールドラグビー」の公式サイトで感謝の意を表した。
主将のリーチマイケル(東芝)は、準々決勝の南アフリカ戦に向けて「来週の試合は良いゲームをしても、負けてしまっては駄目なんだ。勝つんだ」と同サイト内で必勝を期した。
日本代表は、10月20日に東京スタジアムで行われる準々決勝で、グループB2位の南アフリカと対戦する。