7月27日、インターナショナルチャンピオンズカップのレアル・マドリード対アトレティコ・マドリードがアメリカのメットライフドームにて行われ、アトレティコが7-3でレアルを下した。
スペイン・マドリードに籍を置く両クラブのライバル対決で先手をとったのはアトレティコだった。わずか開始44秒でジエゴ・コスタが先制ゴールを決めると、8分には新加入の19歳ジョアンフェリックスが追加点を決め、そのわずか3分後にもアンヘル・コレアが3点目を決めた。
アトレティコの猛攻はこれで収まらず、コスタがさらに28分と45分にゴールを奪い、レアル相手に前半でハットトリックを達成した。
前半で5点のビハインドを負ったレアルは、51分にもコスタにこの日4点目を決められ6-0とされるが、59分にナチョがゴールを決めようやく1点を返す。
65分、試合はゴール以外の形で動きを見せる。ダニエル・カルバハルがアトレティコの選手の脚を蹴ったとして、コスタが激高。乱闘が勃発し、コスタとカルバハルの両名が退場した。
10人対10となって迎えた70分、アトレティコはビトーロが得点し7-1と再び差を6点に広げるが、試合最終盤にレアルのカリム・ベンゼマがPKで2点目を取り、ハビ・エルナンデスも3点目のゴールを決め、7-3で試合は終了した。
日本代表の久保建英は後半17分に途中出場。パスミスが7失点目につながってしまったものの、試合終盤にはあわやゴールかという強烈なミドルシュートも放った。