現地時間の9月13日、カナダのオークヴィルで行われているフィギュアスケートの『オータムクラシックインターナショナル』が2日目を迎えた。この日行われた女子フリーでも、紀平梨花が首位に立ち、今季初戦で優勝を果たした。同大会優勝は、日本人女子シングルでは初めて。
紀平は、前半のジャンプがうまく決まらなかったものの、中盤以降に持ち直し、終盤の最後の3回転ループも見事に成功させた。フリーでは145.98ポイントを獲得し、首位。前日のシュートプログラムとの合計で224.16ポイントで今季初戦で優勝を飾った。同大会の日本人女子のメダルは、2017年の三原舞依の銀メダル以来2年ぶり。
2位には、フリーで142.29点、合計で217・43点を獲得したロシアのエフゲニア・メドベージェワが続く。3位はフリーで128・07点を獲得した韓国のイム・ウンスが、合計184.83点とし、前日のショートプログラム5位からの逆転に成功した。