パンパシフィック水泳選手権、新型コロナウイルスの影響で2022年大会を2026年に延期

文: オリンピックチャンネル編集部
2022年パンパシフィック水泳選手権が2026年に延期 (写真は2018年大会女子100mバタフライ表彰式、中央は優勝した池江璃花子)

カナダ水泳連盟は5月28日、2022年にカナダで開催予定の第14回パンパシフィック水泳選手権を2026年に延期すると発表した。延期の理由についてカナダ水泳連盟は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大により各スポーツイベントの日程が変更となっていることを挙げている。

第14回パンパシフィック水泳選手権は、2022年夏にカナダで開催を予定していた。しかし新型コロナウイルスの影響により、世界水泳選手権やコモンウェルス・ゲームズが2022年に延期されるなど、複数の大会の日程が変更された。これを受け、同時期に主要大会を連続して開催することは困難だと判断され、第14回パンパシフィック水泳選手権は2026年に延期となった。開催地はカナダから変更されない。カナダ水泳連盟のシェリル・ギブソン会長は、「パンパシフィック選手権を4年延期することは、全関係者にとって有益だと確信している。2026年に同大会を開催することを楽しみにしている」とコメントした。

オーストラリア、カナダ、日本、アメリカの4ヶ国が環太平洋地域の水泳レベル向上に力を結集するため、1984年にパンパシフィック水泳協会を設立し、1985年に第1回パンパシフィック水泳選手権が行われた。しばらくは西暦の奇数年に開催していたが、2002年より4年に一度の開催となった。近年は、アフリカ諸国、ブラジル、中国など環太平洋ではない国にも参加が拡がっており、オリンピック・世界水泳選手権と並んで「世界3大大会」のひとつと数えられる事もある。また、国別対抗戦の性格も有し、個人戦の成績に応じて各国にポイントが与えられる。

2018年大会は東京で行われ、アメリカが優勝。2位はオーストラリアで日本は3位だった。個人では、女子100メートルバタフライで池江璃花子が日本記録をマークし金メダルを獲得。瀬戸大也が男子200mバタフライで優勝した。