バルセロナ下部組織の元指導者が教え子ファティ&久保に言及「タケはメッシに似ていた

バルセロナ下部組織時代の久保を知る恩師が語った

バルセロナの下部組織でかつて指導したダニ・ホーカス氏が、現バルセロナトップチームのアンス・ファティ、そして現マジョルカの久保建英について言及した。スペインメディア『LaSexta』が報じている。

リーガ・エスパニョーラでは開幕から第4節まで消化。記事では“まだ序盤戦だが、2つの若い才能が成功を約束されていると注目を集めている。ファティと久保、両者を指導したことのある指導者に聞いた”と伝え、バルセロナの下部組織でかつて指導したホーカス氏に、ラ・マシア出身、ファティと久保のことを聞いている。

ホーカス氏は現在バルセロナのトップチームで活躍している16歳ファティについて「アンスは当時から異彩を放っていた選手だった。年齢よりも高いエイジグループの中に入って、シンプルだけど小刻みなタッチを駆使して素晴らしいプレーを見せていた。試合のたびに優れた才能を発揮していたね」と語っている。

久保については「タケのプレースタイルは(リオネル)メッシに似ているものがあった」と述べている。バルセロナの下部組織時代から久保は“日本のメッシ”と評されていたが、間近に見ていたホーカス氏も、久保はメッシに近いスタイルだったと見ていたようだ。

バルセロナの下部組織で育ったファティと久保。ファティは16歳にしてバルセロナのトップへ飛び級で参加した一方、久保はFIFAの規定もありバルセロナの下部組織を抜けて2015年に日本へ帰還した。そして2019年夏、FC東京からレアル・マドリーへと完全移籍を果たし、1部での出場機会を求めてすぐさまマジョルカへレンタルで新天地を求めた。

今季、リーガ1部デビューを果たしたファティと久保。ともにバルセロナの下部組織で育ちながら、大きく異るキャリアを歩んでいる2人について、スペインでも注目度が高いようだ。

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