パリ五輪開会式はセーヌ川で開催...スタジアム外での実施は初

パリ五輪組織委員会は12月13日、同大会の開会式をセーヌ川で行うと発表した。夏季オリンピックの開会式として初めてスタジアム外で開催され、約60万人の開会式に訪れることが見込まれている。

開会式では各国代表団を乗せた船がパリ中心部の約6kmのコースをパレード。多くの観客は入場料なしで観覧することができる。

国際オリンピック委員会（IOC）のトーマス・バッハ会長は「開会式をセーヌ川沿いで開催することは、できるだけ多くの人々に参加の機会を提供し、大会モデルを刷新するというパリ五輪のコンセプトに合致している。開会式は参加するアスリートだけでなく、パリ市民、フランス、そして全世界の人々にとっても特別な経験となるだろう」とコメントした。