前日の9月24日に韓国の仁川で開幕した韓国オープンは、現地時間の9月25日の2日目を終えた。この日は男女シングルス、男女および混合ダブルスの予選と混合ダブルスの本戦1回戦が行われた。
2連覇を目指す奥原希望(太陽ホールディングス)ら日本勢は、男女シングルス、男女ダブルスの4種目に出場し、女子シングルスの山口茜(再春館製薬)が棄権、男子ダブルスの“ホキコバ”こと保木卓朗・小林優吾(ともにトナミ運輸)が初戦敗退するなど波乱が起きた。
男子シングルスでは、桃田賢斗(東日本電信電話)がタイの選手に2-0で危なげなく勝ち進んだ。西本拳太(トナミ運輸)は、2-1で香港の選手に逆転勝ちを収めた。常山幹太(トナミ運輸)は、台湾の選手に1-2で敗れた。
男子ダブルスでは、大会2連覇を目指す遠藤大由・渡辺勇大(ともに日本ユニシス)ペアと井上拓斗・金子祐樹(ともに日本ユニシス)の日本勢同士の対決となった。試合は、第1セットを取った遠藤・渡辺ペアが、一度追いつかれたものの2-1勝ちきった。“ソノカム”こと園田啓悟・嘉村健士(ペア)もインドのペアに2-1で逃げ切った。保木・小林ペアは、世界ランク9位のデンマークのペアにストレート負けを喫した。
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女子シングルスでは、髙橋沙也加(日本ユニシス)が中国の選手と対戦し、勝利した。1-0でリードし、第2セット目でも11-3とリードしたところで相手選手が棄権した。大堀彩(トナミ運輸)は、韓国の選手にストレート勝ち。奥原希望も韓国の選手に2-0で勝利し、連覇に向けて好発進を切った。山口茜は、第1セット目で10-11となったところで棄権した。
女子ダブルスでは、“ナガマツ”こと永原和可那・松本麻佑(ともに社北都銀行)ペアがタイのペアに2-0で圧勝した。櫻本絢子・髙畑祐紀子(ともにヨネックス)ペアも、カナダのペアを寄せ付けず、2-0で勝利。志田千陽・松山奈未(ともに再春館製薬)ペアもロシアのペアにストレート勝ちで2回戦に進出。“フクヒロ”こと福島由紀・廣田彩花(ともにアメリカンベイプ)ペアは、第1セットを先取したところで、相手の韓国ペアが棄権した。翌日の2回戦では、志田・松山と日本人対決に臨む。タイトルホルダーの“タカマツ” 髙橋礼華・松友美佐紀(ともに日本ユニシス)ペアは、2-0で勝利し、力の差を示した。
9月26日、大会3日目日本人出場選手一覧:
男子
桃田賢斗(東日本電信電話)、常山幹太、園田啓悟、嘉村健士、保木卓朗(4人ともにトナミ運輸)、遠藤大由、渡辺勇大(2人ともに日本ユニシス)
女子
志田千陽、松山奈未(再春館製薬)、奥原希望(太陽ホールディングス)、大堀彩(トナミ運輸)、福島由紀、廣田彩花(ともにアメリカンベイプ)、櫻本絢子、髙畑祐紀子(ともにヨネックス)、永原和可那、松本麻佑(社北都銀行)、髙橋沙也加、髙橋礼華、松友美佐紀、東野有紗(4人ともに日本ユニシス)