バドミントン・桃田賢斗:マレーシアで交通事故に遭遇し負傷も、命に別状はなし

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
13日午前にマレーシアで交通事故に巻き込まれた桃田賢斗 命に別状はないという

1月13日、バドミントン男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)が、遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれ負傷した件について、世界バドミントン連盟(BWF)が声明を発表した。BWFによると、桃田は顔に複数の裂傷と、上顎洞と鼻骨の骨折を負ったが、状態は安定しているという。

マレーシアマスターズ2020に出場し2020年初優勝を収めた桃田賢斗は、1月13日午前にマレーシア・クアラルンプール国際空港への移動中、交通事故に巻き込まれた。BWF事務局トーマス・ルンド氏による声明では、この事故により桃田は顔に複数の裂傷と上顎洞と鼻骨の骨折を負い(日本バドミントン協会の発表では、顎部裂傷、眉間部裂傷、唇裂傷、全身打撲)、現地プトラジャヤ病院に搬送された。現在、状態は安定しており、命に別状はないことが明かされた。

桃田は1月14日開幕のインドネシアマスターズを欠場し、日本に帰国するために空港に向かうさなかに事故に遭った。

また桃田の他に、日本チームアシスタントコーチ・平山優、チーム理学療法士・森本哲史、BWFのホークアイシステム(ビデオ判定)オペレーターのウィリアム・トーマス氏ら3人が乗車していたが、いずれも命に別状はないとしている。

なお、この交通事故で、桃田らの車両の運転手が死亡したことも発表された。

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